【2025最新】MKVファイル編集ソフトおすすめ10選!
日常的な動画編集作業の中で、MKVはその高い圧縮率と優れた互換性により広く利用されています。しかしその一方で、MKV編集に対応できるソフトはたくさんあり、それぞれ特徴が異なるため、どれを選べば良いか迷ってしまう人も多いでしょうか。
とはいえ、「YouTube切り抜き動画の作り方がわからない」という方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、MKV形式の特徴を解説したうえで、MKV編集に対応したおすすめのソフトを10つ厳選し、それぞれの機能や特徴を比較しながらご紹介します。自分に適したMKV編集ソフトを探しているなら、ぜひこの記事をお見逃しないでください。

MKVとは?
MKV(Matroska Video)は、動画、音声、字幕など、複数の要素を一つのファイルにまとめて格納できるオープンスタンダードのマルチメディアコンテナ形式です。その拡張子は「.mkv」です。MP4 などの従来形式と比べて柔軟性と拡張性が高いため、大容量ファイルへの対応が可能です。これにより、映画やドラマ、HD映像などの保存形式として広く使われており、特に高画質、高音質を求めるユーザーに人気があります。
しかしその一方で、MKVはコンテナ形式として、その中に格納される映像、音声、字幕などのコーデックは多種多様です。そのため、すべての編集ソフトがMKV形式に対応しているとは限らず、場合によってはMKVファイルを開けなかったり、編集時に映像と音声がズレてしまったり、字幕が認識されないといった問題が発生することもあります。
MKV形式の特徴をしっかり理解した上で、対応力のある専用MKV編集ソフトを使用することが非常に重要です。これから、、MKV編集に最適な、機能性と使いやすさを兼ね備えたおすすめの編集ソフトをご紹介します。
MKVファイルを編集できるソフトおすすめ10選
MKVファイル編集できるソフト1:Aiseesoft 動画変換 究極
おすすめ度 | ★★★★★ |
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対応OS | Windows、Mac |
日本語対応 | 対応 |
価格 | 有料版と無料版 |
Aiseesoft 動画変換 究極は、MKVファイルの編集、変換、再生に幅広く対応した動画処理ソフトです。MKV動画のカットやトリミング、画面のクロップ、明るさやコントラスト、字幕や音声トラックの追加、削除といった基本的な編集機能を直感的に操作できます。さらに、動画から水透しの削除、動画コラージュの作成、MVの作成などの高度な機能も自由に利用できます。
MKVを含む1,000種類以上の動画、音声形式に対応し、GPU加速による高速変換で4KやHD動画もスムーズに処理可能です。また、内蔵プレーヤーを使えば、MKVファイルの編集効果のプレビュー用途にも便利です。直感的な操作画面や簡潔なモジュール構造によって、初心者にも短時間に使いこなし、自分の好みで手軽にMKVファイルを編集できるようになります。
メリット
- MKVを含む1000以上の動画、音声形式に対応できる
- トリミング、結合、字幕追加、音声トラック管理などMKVに必要な編集機能が揃う
- MKVファイルを高画質で再生できるため、プレビューや確認にも便利
- ハードウェア加速に対応し、大容量のMKVファイルも短時間で処理可能
このソフトの使い方は以下のとおりです。
ステップ 1:Aiseesoft 動画変換 究極をダウンロード
下のボタンを直接にクリックし、あるいは公式サイトから、Aiseesoft 動画変換 究極をダウンロードし、インストールします。いずれも、安全で、ご安心にソフトをダウンロードします。
ステップ 2:MKVファイルを追加
ソフトを起動した後、メニューの「変換」から「ファイルを追加」ボタンをクリックし、あるいはインターフェース真中の「+」をクリックします。編集したいMKVファイルを選択して追加します。

ステップ 3:MKVファイルを編集
MKVファイルがロードした後、ホームページに表示されます。「編集」ボタンをクリックし、編集ウィンドウに入ります。そして、「回転&クロップ」を選択すると、MKV動画の回転・反転、アスペクト比の変更、画面サイズのクロップなどができます。

続いて、「エフェクト&フィルター」選択すると、MKV動画のコントラストや飽和度、輝度などを調整したり、フィルターを追加したりすることができます。

そして、引き続き「ウォーターマーク」「オーディオ」「字幕」ウィンドウに入って、MKV動画に透かしを入れたり、音声と字幕を追加したりすることができます。

ステップ 4:MKV動画をカット
MKV動画への編集が終わったら、ホームページに戻ります。「カット」ボタンをクリックします。開始時点と終了時点を設定して保存することで動画から特定な一部だけを切り出して保存できます。

ステップ 5:MKV動画を出力
すべての作業が終わったら、左下の「出力形式」で、「ビデオ」を選択し、ご希望の出力形式を選択します。そして保存先を設定します。最後、右下の「すべて変換」ボタンをクリックし、MKV動画をご希望の形式で出力して指定の保存先に保存されます。

MKVファイル編集できるソフト2:AviUtl
おすすめ度 | ★★★ |
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対応OS | Windows |
日本語対応 | 対応 |
価格 | 無料 |
AviUtlは、無料の動画編集ソフトで、プラグインを導入することでMKVファイルの読み込みや編集にも対応できます。カット編集や結合、字幕の追加、音声調整、豊富な映像エフェクトなど、細かな編集作業が可能で、MKVのような複雑なコンテナ形式にも柔軟に対応できる点が大きな魅力です。また、このソフトは非常に軽量で、低スペックなパソコン環境でも安定して動作できます。無料ながら高機能で、カスタマイズ性も非常に高いため、中級者以上のユーザーには特におすすめです。
ただし、初期設定やプラグインの導入には専門的な知識と手間が必要で、初心者にはやや扱いづらい一面もあります。また、出力プラグインを導入しますが、AviUtlでエンコードが失敗し、出力ができないケースもあります。

メリット
- すべての利用者も完全無料で利用できる
- 拡張性が高い、プラグインを導入することで、機能を自在に拡張できる
- 動作が非常に軽く、低スペックのパソコンでも動作できる
デメリット
- 初期設定やプラグインの導入で、初心者にとってハードルが高い
- インターフェースが古いで、操作が難しい
- プラグインを導入しないとある機能が利用できない
- 公式の更新が停止して、エンコードが失敗したケースが頻発
MKVファイル編集できるソフト3:Shotcut
おすすめ度 | ★★★ |
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対応OS | Windows、Mac |
日本語対応 | 対応 |
価格 | 無料 |
Shotcutは、MKVファイルを含むさまざまな動画フォーマットに対応した、オープンソースでクロスプラットフォームの動画編集ソフトです。ユーザーは簡単にMKV動画のインポート、カット、結合、エクスポートができ、多彩な編集機能としてマルチトラックタイムライン編集、フィルターやエフェクトの適用、音声調整などを利用できます。高品質なMKV動画ファイルの無損失編集にも対応しており、初心者から中級者まで幅広く使いやすい設計です。
ただし、高性能なハードウェアが必要で、大きなプロジェクトを扱う際には動作が重くなることがあり、一部の高度な機能はプロ仕様のソフトに比べてまだ十分ではない点が欠点です。

メリット
- MKVをはじめとする幅広い動画フォーマットに対応できる
- インターフェースが直感的で初心者にも扱いやすい
- 無料かつオープンソースで自由に利用可能
デメリット
- 高性能なパソコン環境がないと、高解像度の動画編集で動作が遅くなる
- プロの編集ソフトに比べ、高度な機能が不足している。
- 編集の操作感がやや複雑で慣れが必要
MKVファイル編集できるソフト4:Movavi video editor
おすすめ度 | ★★★ |
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対応OS | Windows、Mac |
日本語対応 | 対応 |
価格 | 有料版と無料版(7日間の無料体験のみ) |
Movavi Video Editorは、MKVファイルの編集に強く対応しており、高品質な動画を手軽に扱えるソフトです。MKV形式の動画をスムーズにインポートし、カットや結合、クロップ、動画速度調整など基本的な編集操作を簡単に行えます。また、GPUアクセラレーションを活用した高速レンダリングにより、MKV動画の書き出し時間が短縮され、作業効率が向上します。ただし、無料版がなく、7日間の無料体験のみを提供して、無料版の機能に制限があります。

メリット
- MKVファイルを含む多様な動画フォーマットに対応できる
- 直感的で分かりやすいインターフェース
- 豊富なエフェクトやトランジションでクリエイティブな編集が可能
デメリット
- 7日間の無料体験のみを提供し、フル機能を使うには有料版が必要
- 体験版には保存した動画に透かしが入る
- マルチトラック編集や複雑なトランジションなど、高度な機能には限界がある
MKVファイル編集できるソフト5:Avidemux
おすすめ度 | ★★★ |
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対応OS | Windows、Mac |
日本語対応 | 非対応 |
価格 | 無料 |
Avidemuxは、MKV、MP4、AVI、FLVなど多くの動画フォーマットに対応した軽量な動画編集ソフトです。主にカット、トリミング、フィルター適用、動画の再エンコードなど基本的な編集機能を備えており、特に無劣化編集が可能なため、MKVファイルの画質を損なわずに編集を行えます。インターフェースはシンプルで使いやすく、初心者でも直感的に操作が可能です。ただし、機能は基本的なものに限られており、高度な編集機能が不足で、高度な編集ニーズのある利用者にとって適しているわけではありません。

メリット
- MKVファイルの無劣化編集が可能で、高速に処理できる
- インターフェースがシンプルで、初心者にも分かりやすい
- 動作が非常に軽く、低スペックパソコンでも快適に動作
デメリット
- 高度な編集機能が不十分、上級者者に適しない
- 編集中にフリーズし、保存時にエラーが発生するケースがある
- 海外製のソフトウェアであるため、日本語での表示には別途言語パッチを導入する必要
MKVファイル編集できるソフト6:Kdenlive
おすすめ度 | ★★★ |
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対応OS | Windows、Mac |
日本語対応 | 非対応 |
価格 | 無料 |
Kdenliveは、Windows、macOS に対応した無料かつオープンソースの動画編集ソフトです。MKV形式の動画もそのまま読み込んで編集可能です。マルチトラック編集に対応し、MKV動画のカット、分割、音声の個別編集、字幕追加、色補正、エフェクトやトランジションの適用などの編集が可能です。タイムラインベースの直感的な操作に加え、GPU加速もサポートしており、高解像度MKVファイルの編集も効率よく行えます。
ただし、複雑なプロジェクトでは動作が不安定になることがあります。インターフェースがやや複雑で初心者にはハードルが高いです。

メリット
- すべての利用者が完全無料に利用できる
- MKVを含む幅広いフォーマットをサポートし、無劣化編集が可能
- カスタマイズ性が高く、エフェクトやトランジションが豊富
デメリット
- 複雑なプロジェクトでは動作が不安定になる
- バージョンによっては不具合やバグが残っていることがある
- 一部のエフェクトや機能が環境によってうまく動作しない場合がある。
MKVファイル編集できるソフト7:iMovie
おすすめ度 | ★★★ |
---|---|
対応OS | Mac |
日本語対応 | 対応 |
価格 | 無料 |
iMovieは、Appleが提供するMacおよびiOS向けの無料動画編集ソフトで、MKVファイルの編集にも対応しています。シンプルで直感的な操作性を持ち、MKVファイルを読み込んだ後に、カット、トリミング、音楽や字幕の追加、テーマ、トランジションの適用など、基本的な編集をスムーズに行うことができます。また、テンプレートやエフェクトも豊富で、短時間で完成度の高いMKV動画が制作可能です。ただし、プロ向けの高度な編集機能は搭載されておらず、Windows環境では使用できないことなどが欠点です。

メリット
- 無料で提供されており、追加費用なしで多くの機能を利用できる
- シンプルで直感的な操作性に優れ、初心者でもすぐに使える
- 基本的な編集機能が充実
デメリット
- 対応している動画フォーマットが少ない
- 高度な機能が不足、複雑な編集には不向き
- MacOSおよびiOS専用で、Windowsでは使用できない
MKVファイル編集できるソフト8:Nero Video
おすすめ度 | ★★★ |
---|---|
対応OS | Windows |
日本語対応 | 非対応 |
価格 | 有料 |
Nero Videoは、家庭向けに使いやすく設計された動画編集ソフトとして、MKVの編集に手軽にサポートします。カット、結合、テキストやBGMの追加など、MKV動画編集の基本的な機能を搭載します。さらに、テンプレートが豊富で、スローモーション、フィルター、トランジションを含む幅広い効果を選択できます。また、MKV動画プレーヤーとしても使用できます。編集したMKV動画をそのまま家庭用プレイヤーで再生できる形式で出力できる点が特徴です。しかし、有料ソフトとして、費用がかかる必要があります。

メリット
- MKVを含む幅広いフォーマットや4k動画に対応する
- シンプルな操作画面で、初心者でも基本編集が手軽にできる
- テンプレートやテーマが豊富で、家庭向けムービー制作に最適
デメリット
- 動作がやや重く、高解像度MKVの編集では処理に時間がかかる
- 有料ソフトであるため、費用がかかる必要
- ソフトのアップデート頻度が少なく、新しいコーデックや形式への対応が遅れがち
MKVファイル編集できるソフト9:OpenShot
おすすめ度 | ★★★ |
---|---|
対応OS | Windows、Mac |
日本語対応 | 対応 |
価格 | 無料 |
OpenShotは、動画編集が初めての方にも優しい設計が魅力のソフトです。複雑な操作なしで、動画編集が直感的に行えます。MKV形式の動画をそのままインポートし、カット、トリミング、分割、音声編集、字幕やトランジションの追加など、基本的な編集作業を直感的に行うことができます。マルチトラック編集やアニメーションの追加、3Dタイトルの作成などにも対応しており、初心者から中級者まで幅広く利用可能です。
しかし、大きなプロジェクトや高解像度のMKVファイルを扱うと動作が不安定になることがあり、処理速度が遅い、エフェクトの反映に時間がかかる、クラッシュが発生しやすいといった点が欠点です。

メリット
- MKVファイルを直接編集可能で、主要な形式に幅広く対応
- オープンソースで完全無料に利用できる
- 豊富な効果と3Dアニメーションを選択できる
デメリット
- 高解像度のMKVや長時間動画を扱うと、動作が不安定になりやすい
- 更新頻度が少なく、サポートが不安定
- 編集中にクラッシュやフリーズが起こることがある
MKVファイル編集できるソフト10:VSDC Free Video Editor
おすすめ度 | ★★★ |
---|---|
対応OS | Windows |
日本語対応 | 対応 |
価格 | 有料版と無料版 |
VSDC Free Video Editorは、Windows向けの無料動画編集ソフトで、Windows環境で多機能を求める方に最適です。MKV、MP4、AVIなど多くの動画フォーマットに対応しています。このソフトはオブジェクトベースで編集を行う方式を採用しており、MKVファイルを動画、音声、テキストなどの素材として自由に配置、編集できます。映像の合成、クロマキー合成、トランジション、カラーグレーディング、モーション効果の追加など、多彩な編集機能が備わっており、簡単な編集からより高度な映像演出まで幅広く対応可能です。
VSDC Free Video Editorは、Windows向けの無料動画編集ソフトで、豊富な編集機能を備えつつ軽快に動作するのが特徴です。

メリット
- MKVをはじめ、ほぼすべての動画形式やコーデックに対応できる
- 豊富なエフェクトから選択し追加可能
- ビデオ編集だけでなく、ビデオ変換、スクリーンキャプチャ、ビデオキャプチャなどのツールが搭載される
デメリット
- 無料版では機能の制限がある
- パソコンのスペックによっては、処理が重く、編集中の動作が不安定になる状況がある
- 動画のエクスポートに時間がかかる
MKVファイル編集ソフト比較一覧
各編集ソフトをより直感的に比較するために、下の表でまとめます。
MKV編集ソフト | Aiseesoft 動画変換 究極 | AviUtl | Shotcut | Movavi video editor | Avidemux | Kdenlive | iMovie | Nero Video | OpenShot | VSDC Free Video Editor |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
対応OS | Windows、Mac | Windows | Windows、Mac | Windows、Mac | Windows、Mac | Windows、Mac | Mac | Windows | Windows、Mac | Windows |
日本語対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
価格 | 有料版と無料版 | 無料 | 無料 | 有料版と無料版(7日間の無料体験のみ) | 無料 | 無料 | 無料 | 有料 | 無料 | 有料版と無料版 |
この10つのMKV動画編集ソフトはそれぞれの特徴があります。一番おすすめなのは、Aiseesoft 動画変換 究極です。基本的な編集機能から高度な編集機能まで、多彩な動画編集ツールを搭載します。操作もシンプルで、初心者から上級者まですべての利用者に適しています。
まとめ
この記事では、MKV編集に対応した10つのソフトウェアをご紹介します。それぞれ独特の機能を備え、様々な利用者のニーズに対応しています。もし、シンプルかつ高機能なMKV編集ソフトをお探しなら、Aiseesoft 動画変換 究極は間違いなく最適な選択肢と言えます。結合、切り取り、回転といったMKVの基本的な操作だけでなく、字幕の追加、オーディオトラックの調整、画質向上など、様々な高度な機能も備えています。MKV編集につてすべてのニーズに満たすことができ、ぜひお試してみてください。